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悲しいソンクラーン(タイ正月)

今はタイのお正月にあたる「ソンクラーン」。

この時期は全てお休みになり、みんな帰省する。私もバンコク駐在時代は、大体海外脱出したり、日本に帰ったりという感じだったのだけど、たまたまタイにいたりすると、「水掛け祭り」という別名もあるとおり、見知らぬタイ人に水をかけられそうになるので大変という季節。

一番暑い季節ということもあって、かけられてもすぐ乾くのだけど。

幹線通り沿いにトラックの荷台にバケツや水鉄砲などを持って待機し、通りかかる車にザバーっとかけるクレイジーな連中などを尻目にお祭り気分を味わったりしていたこの時期。

タイ・バンコクが大変なことになっています。

CNNによると、
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200904130009.html

「デモ隊は未明にガソリン運搬車2台を乗っ取り、爆破すると警告した。」

「 海外で亡命生活を送っているタクシン元首相は支持者向けに、現政権に対する抗議活動を促すビデオメッセージを発表した。ビデオの撮影場所は不明。タクシン氏は必要があればタイに帰国し、バンコク市内でデモ行進を先導する考えを表明した。」

とのこと。もうこれじゃあ内戦状態じゃん。
昨日は、デモ隊がのっとったバスが横になって道をふさいでいて、そこに別のバスが突っ込む映像が流されていたし…。

これまでも、私がいた頃にタクシンを追い出すクーデターがあり、その後空港占拠もあり、だったけど、今回が一番危なそうな気がする。

■タクシンを追い出す組=今の政権与党=黄色いTシャツ=空港占拠したほう(陸軍が応援、王室も好感?)

■タクシン組=今の政権野党で空港占拠の頃の政権与党=赤いTシャツ=ASEAN会議を中止に追い込んだほう

なので、この戦いはどちらが政権を取ってもエンドレスなのだ。

※ちなみに、タクシンを追い出したクーデターは陸軍主導なので、今回は軍隊が積極的にデモ隊を排除しております。

なんか、ほんとにタイは大変な状況になってしまったなぁ、と、昔の平和なソンクランの思い出に照らし合わせながら悲しくなってしまった今日この頃。

そもそも、武力で政権を変えようとしたクーデーターが諸悪の根源。
タクシン派を根こそぎ追い出した憲法裁判所の判断も微妙。
ちゃんと両方に公平な条件を与えて選挙やって、勝ったほうが政権を取るという平和な政権移譲をして欲しいもの(そうすると、どうしたってタクシン派が勝つから中・上流階級の黄色組は頭に来ているんだけどさ)。

あまりの衝撃に、久々にバンコク徒然書いてみました。
早くおさまりますように。

JUGEMテーマ:日記・一般
 
| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 10:24 | comments(0) | - | pookmark |

品質よし、デザインよし(オリジナリティーも抜群)のバッグ屋、TANGO @タイ・バンコク

日本のセレクトショップではウン万円で売っているという、タイのバッグのカリスマブランド、TANGO。

タイだと若干安いけど、海外で高い評価を受けているのがわかったからか、最近相当高くなった(1つ3万円くらいとか)。

洋服、靴もあるけど、こちらはバッグと比べてリーズナブル。

今回訪問時(2009/2月頭)は、運よくサイアムセンターのお店で5−7割引セール開催中。普段だとなかなか買えないのだけど、バッグ2点、レースのスカートの3点を購入できた。

レースのスカートはかなり質のいいレースが全体を覆っている贅沢な作りなのに、セールで1,000バーツ(今のレートだと3,000円しない)。



バッグも7割引と5割引きでずいぶんリーズナブルに。3点で2万円ちょっとくらいだったかな。さらに消費税も観光客への消費税還元で、空港で返ってきたし。




こちらはピンクのスウェードのバッグ。上から見た図はこちら。持ち手のところに光る石が付いているのがポイント。ホントは同じデザインの白がほしかったんだけど、白のスウェードはすぐ汚れそうなのでこちらにしてみた。春に良さそうな色!こちらは7割引。




そしてこちらは、パーティーに良さそうなターコイズ色の皮のバッグ。石が表面についている。そして留め金はクリスタル。



セールに間に合ってよかった〜。

タンゴのお店の場所(as far as i know):

・サイアムセンター3階
・伊勢丹1階(小さめ)
・ゲイソーンプラザ3階

セール時期が違う場合があるので、やってなくてもいろいろのぞくのも○。
また、1点ものが多いので、1か所になくても別の所にあったりする。


JUGEMテーマ:お買物日記★
 
| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 21:02 | comments(0) | - | pookmark |

バイバイ!バンコク タイのいまどきとこれから

 あっという間だったような、やっぱり長かったような、6年間の在タイ生活も、8月末で終了、東京へ帰って来てもうすぐ1ヶ月。しばらくは「一時帰国 中」の気分が抜けなかったけれど、徐々に実感が湧いてきている。タイ暮らしの感覚を残しつつ、「ああ、タイってこうだったんだなあ」と感じられる今こそお 届けする最終稿は、今のタイと、これからどうなっていくのかな、というちょっとした予測も含めて、すこーしマジメにお届けします!

□タイ人気質
十把ひとからげに「タイ人気質」とくくるのは難しいけれど、一般的な傾向として日本人と比較してみて「ここは見習いたいなぁ」と改めて思うところは、まず なんといっても「子供やお年寄りを大事にするところ」。バスや電車で小さな子供やお年寄り、妊婦さんを見かけようものなら、遠くの席から走ってきてでも席 を譲るその根性は本当に頭が下がる。

以前取り上げたように、タイのバスは乗り降りが終わる前に発進する超乱暴運転だが、その車内では子供やお年寄りに非常に優しい世界が広がっている。 こんだけ気を使えるなら、発車や車のメンテも乗客にやさしく、、、と思ってしまうのだが、「バス=走れればよい、着けばよい」というタイ人ならではの感覚 でここは改善されないらしい。

タイ人の子供好きは筋金入りで、仕事中の一流ホテルのホテルマンだろうが、デパートの店員、レストランのウェイトレス、電車で隣に座ったおじさん等 々、近くに子供がいようものなら目を細めてあやし始める。子連れだと、なんだか街中の人気者の気分になれるからすごい。「子供が熱を出したから」という理 由なら、男女問わず「あら、それは大変。今日は仕事を休みなさい」といった具合だし、「子供を送り迎えするから」ということなら、これまた男女問わずに残 業をパスできちゃう。これだけ子供に優しいと、高級レストランやデパートなどに行くのも気が楽だと思うし、こういう世の中の雰囲気があれば、変な政策を いっぱい打ち立てるよりよっぽど出生率があがるんじゃないかと思ってしまう。

こんなタイだからか、職場での男女雇用機会均等も進んでいる。女性で子持ちでもバリバリのキャリアはいっぱいいる。役所の高官や大学教授の男女比も、どちらが多いといったことは感じない。

それから、功罪両方あるのは「著しい柔軟性と絶妙なバランス感覚」。日本人は、一度約束したこと、一度決めたことは守り通さなくてはいけないような ところがあるけれど、タイ人は「一度決めたことを守り通す」よりも、「今この場で一番よいと思える選択をその都度していく」ことを美徳とするところがある ように思える。

例えば議会などで電車の運賃の値上げを決めたとしても、住民の大反対にあえば数週間で決定を覆したり、「期間限定で値引き」にしてみたり。まさに朝 令暮改。日本人の感覚からすると、「話が違う」とか「約束を破られた」と思ってしまうが、よーく見ていると、過去の決定に縛られるよりも、今一番いい選択 肢に変えたほうがいいじゃないの、といった感覚のようだ。

また、その変化についても「あちらを立てればこちらが立たず」といった状況でも結局誰も文句が言えないような絶妙なバランスに落とし所を見つけて、 段々結論を変えていくといった策士なんである。この辺は、伊達にこんな欧米列強に植民地化された中で1人生き残っていないよな、と感心することしきり。

□政治情勢〜これが一番心配!
タイの行く末を考えたとき、これが一番心配。ご存知の通り、盤石と思えたタクシン政権も、陸軍のクーデターによりあえなく崩壊。その後、軍事政権下で憲法 が停止され、軍政が選んだ憲法委員会(いろんな大学の学長など学識者が多い)が新憲法草案を作ったのがつい先日。その憲法の国民投票が8月19日にあり、 投票率約6割、賛成が58%、反対が42%とほぼ拮抗。事実上のクーデターおよび現軍事政権への信任投票ともいえただけに、この結果はかなりショックだっ た模様。それでも、投票率50%、賛成50%以上を勝敗ラインにしていたので一応「信任された」ということになったようだけど、そもそも憲法をこんな賛成 率でアッサリ変えてしまうことができるのもかなりタイっぽい。

そしてこの絶妙な反対の割合も、軍部に衝撃を与えつつ、政情の混乱は長引かせないタイのバランス感覚のなせる業か(本当に否決されたらそれはそれで混乱が長引きそう。新憲法のもと、選挙をして新政権を選ぶことになっていたし…)。

この新憲法の内容は、「現在の王様の次の世代の頃に大統領制でも狙ってるのか?」と思えたほどの飛ぶ鳥落とす勢いだったタクシンのような、民意に支 えられた大きな権力を1人の政治家が握ることを抑える、いわば復古的なもの。上院の半数を任命制にしたり、官僚主導に戻したり、所謂「エリート政治」への 復帰を促すような制度になっている。

個 人的には、これまで随分都市部の中高所得層が増えて、また恩恵を蒙ってきただけに、ずーっと解決されずにいる(むしろ酷くなってきた)都市と農村の所得格 差やスラム問題など、貧困対策をそろそろタイはやったらどうなのよ、と思っていたので、ばら撒きという批判はあれど、一村一品や低料金の医療制度など、所 得分配的な政策は「始めたこと」に意義があると思っていた。それだけに、バンコクの同僚たち(=エリート層に近い)が、「私達の税金を、貧しい人にばら撒 いてるのよ、私達にはなんの恩恵もないじゃない」とタクシン反対になびいたのを見るのは複雑な心境だった。

それでも、さすがに時代錯誤な「クーデター」での政権交代であったり、軍事政権下でのなんだか息苦しい生活であったりは、段々とこのエリート層の支 持も失ってきているように思える。たいした政策もうたないまま、やれ「タイ人のニックネームはタイ語にすべきだ」と表明してみたり、「あんたら、他にやる ことが一杯あるだろうよ、、、」といぶかってしまうことばかり。「古きよき美しき国」だけでは国は伸びてきませんよ、と忠告してあげたくなってしまう(タ イ人はみな本名以外にニックネームがあり、しばしば親しい友人間でもニックネームしか知らない場合も多い、「ノック(鳥)」とか、「ノイ(小さい)」など のタイ語のニックネームもあるが、「A」「B」「Big」などの英語のニックネームも多い)。

これから行われる選挙では、タクシンは亡命中とはいえ、旧タクシン政権下の人たちが返り咲きすると思われているし、しばらく混乱は続きそう。なんと いっても、順調なタイ経済や、増加の一途だった観光業を支えてきたのは政治的安定だったと思うと、この混迷は少々不安材料。そんななかでも反対派も賛成派 も、誰もが愛してやまない、プミポン国王がいるから、どうにか持っている今のタイ。その国王も今年の12月で御年80歳。人間誰しも寿命があると思うと、 今後のタイの行く末を案じずにはいられなくなってしまう。

□バブル経済終焉?経済情勢
最近のタイは、昔の日本のバブル経済末期の様相を帯びている感じがする。去年の年末に開催された、一晩で100万バーツ(300万円)のディナーしかり、「ハァ?」と思ってしまう「ヘンな高級志向」が多いのだ。

一晩100万バーツのディナーでは、ミシュランスターシェフが何人もやってきて、1人のシェフが一皿を担当、一皿ごとに5大シャトーやブルゴーニュ の入手困難なドメーヌのワインなどの高価なワインがあわされるとかいうもの。なんぼなんでも300万円あれば、ファーストクラスでフランスまで飛んで、3 つ星レストランで食事して戻ってきたってお釣りが来るわけで、そういうのにお金を払う人がいる時点で(というか企画がある自体)、かなり末期的ではある。

どう見ても飽和状態なのに、次々と作られているコンドミニアム(中には全館ベランダにプールつきなんてのも…)もやっぱり供給過剰になってきたよう で、じわじわ賃貸価格も値崩れしているらしい。ちょっといいもの、ちょっと贅沢、といった次元を超えたものがどんどん出てきていて、それでいてタイ経済を 引っ張ってきた日本他の外資はクーデター以降引け気味で、ベトナムやインドなどに投資の先を移そうとしてきていたり、急激なバーツ高で縫製工場が急な廃業 を余儀なくされたりと、不安な影が忍び寄っている感じがひたひたと。

昔 のバーツ危機のときのようなショックがなければいいけれど。それでも、やっぱり好調だった経済のなかで、本当に質のいいものも生まれつつあるのも事実。 「タイのものは安いからいい」、「品質は少々難アリだけど、かわいくて安いからいいや」だったのが、海外ブランドもビックリのものも最近巷に溢れてきた。 この新しいパワーに、タイならではの柔軟性が加わって、これから来るかもしれない辛い時代を何とか乗り切ってほしいもの。

□それでもやっぱり、、、愛すべきタイ
そうこう小難しいことを書いてしまったけれど、いいところも悪いところもひっくるめて、やっぱりタイ人が、タイの街が大好き。どんなに遠い国の人たちだっ て何だって、ふんわり、むにゃむにゃしながら取り込んで、それでいて自分らしさをしなやかに保ち続けている限り、やっぱりこの国は人をひきつけ続けるのか もしれないなあと改めて思ってしまう。

これからもそんな場所であってほしいと思いながら、綺麗な朝日を感慨深く見つめながらの出国。「バイバイ・バンコク!元気でね!」と、きっとまた近いうちに戻ってくるであろう愛すべき街を後にした。

画像上右:高層ホテル最上階のワインバーででてくるおつまみのツリー。高所恐怖症の人には辛いくらいの絶景が広がる。こんなレストランは序の口で、タイには最近高級志向のレストランが増え続けているが、賑わっているのはどうやら一握り。
画像上左:バンコク中心部。高架鉄道BTSが走るこのカーブを取り囲むように、大型ショッピングセンターが立ち並んでいる。そのカーブの内側に見えるのは ロイヤルスポーツクラブ。エリート様だけが会員になれ、会員になるには会員2名以上の推薦と会員による面接が必要という由緒正しき王立クラブ。実はこの周 辺一体も王様の持つ土地らしい。
画像下右:高層ビルからの風景。右手にある建物がタイで一番高い建物。昔のバーツ危機のとき、突然冷え込んだ経済情勢で止まってしまったコンドミニアムや ショッピングセンターの工事跡が最近突然工事再開となり、沢山の新しい建物が建っている。昔と同じことにならなければいいけれど。。。
画像下左:帰国の日の朝焼け。感慨深く見つめてしまいました。

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| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 06:38 | comments(0) | - | pookmark |

恐ろしいタイの建築事情と地震

 5月16日午後、ラオスと北部タイの国境付近でマグニチュード6.1の地震が発生、チェンマイの仏塔が破損したり、タイ、ラオス、ミャンマーの国境 が接するゴールデン・トライアングルのあるチェンライで大学の建物の天井が落ちてきた等々の被害が発生。幸い、人が余り密集していないエリアだからか、あ まり大きな被害がなく済んだらしいけれど、大騒ぎになったのがそこから600キロは離れているバンコク。

この日の夕方、郊外から同僚2人と車で市内に戻る途中、高速を降りてから、いつも通る高層ビルが立ち並ぶオフィス街で妙な光景に出くわす。どうみて もサラリーマンやOLらしき人たちが手ぶらで、携帯だけ持ってビルの下にたむろしており、誰かに電話しているようだが、そこを動くでもなく、何か待ってい る様子で、表情はそれほど明るくない感じだった。「王族の誰かがパレードで通るのを待っているか何か?」、「それにしては、なんか妙な雰囲気じゃない?」 と言いながら道を進んでも、高層ビルの下には、例外なくその「たむろする手ぶらのサラリーマン、OL」がいる。

「も しかして、地震じゃないの?」と私が一言。2004年12月のインド洋大津波のときには、バンコクも震度1か2くらい揺れて、20階に住む友人はぐらぐら と揺れたので慌てて外に出たとか、地震になれていないタイ人はパニックを起こして裸足で階段を駆け下りたとか、高層ビルの壁にピシッっとひびが入ったとか いう話を思い出したのだ。

「えー、まさかぁ」といいながら、タイ人の同僚が帰宅後調べてくれたところによると、確かに地震だったのだそうだ。バンコクの揺れは今回もせいぜい 震度1か2。でも、インド洋大津波のときの知人の証言によると、きっとオフィスビルで黙って座って仕事していた人たちは大きな揺れを感じたのだろう。特 に、建築事情が酷いタイでは…。

携 帯だけを手にして立っていたのも、荷物も持たずに慌てて飛び出したと思えば合点がいく。それにしても、そんな程度の揺れで大騒ぎになるタイの建築ってやっ ぱりすごい。「耐震強度偽装」って何のこと?というくらい、なんの耐震対策もとられていないここでは、何年も雨ざらしになっていたコンクリートに、突然壁 をつけて建物を作ることなんて日常茶飯事。「廃墟ビルの、謎の隣人(2005年10月)」で リポートした我が家の隣の5年以上雨ざらしにあった6階分のコンクリートの枠組みは、現在は壁が貼られ、コンドミニアムの駐車場部分になっており、なんと その「上に」、追加で30−40階分の建物を積み増ししている有様。あまりにも高い建物がその貧弱なコンクリートの上に積まれているのを見上げるたびに、 「お願いだからこっちに向かってぽっきり折れないでよ」と思ってしまう。

日本で地震には慣れっこの私達も、タイで地震を感じたら、とりわけ高い建物に居る場合は、ちょっと要注意かもしれない。

画像上:我が家のとなりの工事中の建物。まもなく完成。見えている部分は駐車場で、この上に中庭があり、その上に30−40階の建物が積み増されている状 況。工事の推移を毎日見ていた私からすると、怖くてとても見ていられない。ここが高級コンドミニアムとして売り出されるそうだから参ってしまう。
画像中・下:工事現場の1年半前の様子(「廃墟ビルの、謎の隣人-2005年10月-」で紹介)。

JUGEMテーマ:日記・一般
| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 21:54 | comments(0) | - | pookmark |

スワンナプーム・バンコク新国際空港のその後

 2006年9月28日に開港したスワンナプー
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ム・バンコク新国際空港。開港日の翌日のレポートを 2006年10月にお届けしてから早8ヶ月。その間に、二転三転した挙句に国内線の一部の路線専用でドンムワン空港(旧バンコク国際空港)が再開されたも のの、事前のすり合わせが十分でなかったためにあまり多くの航空会社が移転せずに、毎月大きな赤字を生んでいるという話や、旧政権が空港の入札がらみで色 々な汚職をしたとか、滑走路・誘導路にひび割れが入って大規模な補修が必要だとか、色々なニュースが飛び込んできている。

肝心の空港の使い勝手のほうは、新しい軍事政権が前政権の作った空港を非難しつつ、予算を積んで徐々に改善しつつあるけれど、まだまだやっぱり機能的な空港とは言いがたい状態。今回はそんなスワンナプーム新空港の「その後」をお届け。

開港時の問題点だった「分かりにくさ」は随分改善。「空港の美観を損ねるから」という理由で殆ど道案内の看板がない奇妙な空港だったのが、大きな縦 看板が立つようになり、最近になってようやくきちんとした案内板がたった。これで、ゲートに行くにも迷いにくいようになっている。そもそも最初から分かり きっていたことのはずなのだけど、、、という疑問はさておき、改善は評価したい。「圧倒的に足りない」と言われていたトイレは随分増え、行列もなくなって きている。

で も、未だに搭乗開始案内や、ファイナルコールの案内、到着時の荷物レーンのアナウンスは一切ない。これは「静かな空港を目指すため」らしいが、毎日空港で 働いている職員以外は、きっと誰も空港に静けさに対する優先度は高くないし、ボーディング(搭乗)開始に気がつかずに乗り遅れるほうが問題では…と突っ込 みたくなる。噂では、時間になっても現れない客は容赦なく荷物を降ろしておいて行くらしい。

使えない空港の象徴のような、出国手続きを終えてすぐ正面の、お世辞にもセンスがいいとは言えない巨大なモニュメントは未だ健在。近くの土産屋では、そのモニュメントの絵を描いた「誰が買うんだ」というTシャツまで販売中。

このモニュメント、半月ほど前に読んだ当地の英字新聞によると、軍政の運輸大臣が「これはすばらしい作品なのは理解できるが、あまりにも通行の妨げ になっている。まずはこれを近く撤去しよう」と言っているとか。新聞曰く、「問題は、このモニュメントを移設するような広いスペースが他に見当たらないこ とである」とあったけれど、余りにも最初から分かっていたはずのことでは、と絶句してしまう。

こ の空港のほかの問題点としては、キングパワーという免税店が全てのテナントの権利を数年間買い上げていることで、そこがすごい値段で又貸ししているという 理由で、どこもかしこも非常に高いということがある。真ん中の一番いいエリアは、シャネル、グッチ、コーチ、エルメスといった高級ブランドと、こじゃれた バータイプのタパスカフェとか、寿司バーみたいなので占拠されている。こういうレストランは市内の2−3倍の価格で、成田でももっと安いんじゃない か、、、と思えるほど。

で は、リーズナブルに食事が出来るところは全くないかというと、一番端っこに行けばあるのである。たぶん、テナント料が端っこのほうが安いから、そっちじゃ ないと商売が成り立たないのだと思われるけれど、ターミナルの右端エリア、左端エリアにはハンバーガーチェーンやコーヒーチェーン、手ごろな民芸品を置い た土産物店、ドラッグストアなどがあり、重宝する。

一 番の問題は、そういった「大半の旅客が必要としそうなリーズナブルなサービス」が端っこに追いやられていて、免税店面積の7割くらいを一般の人はあんまり しょっちゅう縁のない超高級ブランドで締められていることにあるんだろう。何しろ、ドンムアンの時には沢山あったコーヒースタンドやスムーシースタンドが 端の端まで行かないとないのだから、喉が渇いても水の1杯飲むのに苦労してしまう有様。

最近の報道では、このキングパワーの入札に問題があったということで、契約を破棄していくつかの免税店会社に振り分けるという話もある。そうなれば、こんな異常な状態も解決されるのかもしれない。

そうそう、このリーズナブルエリア、先日通りかかったら、「タイ伝統工芸の実演」をやっていた。空港ってのはデパートじゃなくて、次のスケジュール へ急いでいる人が大半なのだから、こんなものに立ち止まる人は殆どおらず、「やる場所を間違ってるんじゃないの? そもそも、こんなこと考える前にやるこ とは一杯あるでしょう!!!」と突っ込みどころ満載。

さ て、機能面の問題としては、やはり巨大な空港に見えるものの、第1、第2、国内線を全部合わせた統合をした割にはキャパが小さいというということもあげら れる。なんだかごみごみしているのだが、そういうときにちょっとむっとするのが、贅沢に取ってある吹き抜けスペース。なにしろこの常夏のタイで3−4階分 の吹き抜けをいたるところに配置して、上をガラス張りにしたら、冷房代だけでも相当なものだと思うのだけれど、妙な中庭とか、異常に大きな吹き抜けとかを 見ていると、もっとスペースを有効に使うすべもあったんじゃないか…と疑問に思ってしまう。

まあ、建て直すことも出来ないし、できる限りの改善をしていくしかないとはいえ、利便性と機能性の限りを尽くしたシンガポール空港をちょっとは見習って欲しいと思う今日この頃。

というわけで、少々飛行機の搭乗まで時間がある方は、自分の搭乗口に近い右端か左端のエリアを目指し、リーズナブルにリラックス、さらに時間があれ ばその左右両方のエリアにあるスパでマッサージでも受けてリラックスするのがイチオシ。繰り返しになるけれど、搭乗アナウンスはないので、搭乗券に記載さ れたボーディングタイムには搭乗口へ向かうのをお忘れなく!


画像上段右上:新しく設けられた道案内の看板。昔は、奥に見える妙なモニュメントの右下と左下に、申し訳なさそうにCゲート、Dゲートなどと書かれていて、見過ごしやすかった。
画像上段左上:未だ健在!出国審査を終えて最初に目にする巨大モニュメント。
画像上段右下:そのモニュメントがプリントされたTシャツ。
画像上段左下:値段が高くて、こじゃれたタパスバーみたいなレストラン。
画像下段右上・左上・右中:コーヒーチェーンやタイの土産物店エリア。同じようなエリアが一番右端と左端にある。
画像下段左中:伝統工芸の実演。誰が見るんだ!
画像下段右下:巨大な吹き抜けと、単なる美観のために作られた中庭の図。
画像下段左下:空港内のスパ。

| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 21:52 | comments(0) | - | pookmark |

クラシックとはやっぱり王侯貴族に捧げるもの?

久々の更新です。ちゃんと生きてます。

さて、今日は久々にクラシックコンサートへ。
なんでも国王の80歳と、国王のお姉さんの84歳の誕生日をお祝いして、という
スイスの若手トリオ(ピアノ、バイオリン、チェロ)とバンコクフィルハーモニーと
われらが日本の指揮者矢崎彦太郎さんの競演。

1500バーツ(5000円以下)で最前列の席が買えて、ルンルンでiTunesで予習のために曲も購入。準備万端!で会場の「Thailand Cultural Center」へGo!

あんまり乗らない地下鉄に乗ってその名もThailand Cultural Center駅へ降り立つ。
よく車で通る「シリキット・コンベンション・センター」が地下鉄のその名の駅のまん前にあっただけの理由で、「きっとこのセンターも駅前にあるんだろう」とたかをくくり、開演5分前に駅に降り立ったのがそもそもの間違い…。

右を見ても左を見ても後ろを見ても、そんなもんは見当たらない。

駅の係りのおにーちゃんに聞くと、勝手に勘違いして「Siam Niramit」とかいう変なタイダンスショーの車に乗せられそうになり、「違う違う、これじゃなくて、、、」というと、向こうに行って信号を右に行けという。

そっちに向かって歩こうと思ったところ、同じく途方にくれた白人女性が。

彼女も同じ状況で迷子になっているらしい。
地図を見せて、「こっちの方角のはずなのよ…」と言われ、方角に全く疎い私は
「そうなのかも」と思い、そっちの方向へ2人してさまようことに。

行けども行けども見当たらず、行ったり戻ったりして、すっかり汗だく。

結局Taxiに乗ることにして、ぐるぐる回る。この辺は超やばい歓楽街なこともあって、全く人気のないエリアに入ったときには2人とも冷や汗をかきつつ、タクシーのお兄ちゃんがようやくどこに行けばいいか理解してくれ、たどり着いたのは開演30分後。

既にベートーベンのピアノ、チェロ、バイオリントリオとのコンチェルトの途中になってる!!!!20-30分くらい平気で遅れると思っていたのに、寸分たがわずはじまったんかいな…それとも演奏の順番をかえたのか?!

係員のお姉ちゃんは出たり入ったりしているのに(これもかなり異例だが)、私達は中に入れてくれない。

予習した曲がどんどん先に進み、泣きたくなってくる。

じりじり待つこと20分近く。ようやく楽章と楽章の合間があり、中に入って後ろから立ち見。やっぱり外で聞いてるのと、中で生で聞くのは雲泥の差がある。
あ〜、オーケストラだぁ!
それにしても、楽章と楽章の間で拍手喝采しちゃうあたりが、なんだかなぁ、って感じだったけど。

最終楽章が終わったので、急ぎ足で一番前まで駆け下り、席に座って拍手!
アンコールでなんとトリオが私の愛するピアソラの曲をやってくれた。
3人だとちょっと物足りないけど、1.5メートル前で演奏されるピアソラに大大大満足!
しょんぼり気分が一気に吹き飛んでくる。

座ったと思ったらもう休憩タイム。

なんかオーケストラ全員がザッと立って起立するので何かと思ったら、王族とスイス大使館関係者が出て行くまでずっと起立で見送るのね。

観客もそっちのほうを向いて、出て行くまで起立して見送る。

それからようやく我々も休憩タイム。なんか王族の予定の関係で、時間ピッタリに始まったのかもなぁ、なんでもかんでも絶対時間通りに始まらないのに、なんだかすごいぞ、、、と思いつつ外に出ようと階段を上がりながらよーく見ると、特等席なところが前後左右5メートルくらい立ち入り禁止になっている。

赤いじゅうたんが敷いてあって、見るからにベタな「王様の椅子」見たいなのが置いてある。ここに王族が座っているのねぇ。

なんだかかなり喉が渇いたんだけど、ジュース売り場もないし、なんか売店とかないのかなぁと上の会へ上がるとどうやら2階はハイソ〜なVIP専用の席だったらしく、軽食とワインとジュースが出されてパーティー会場さながら盛り上がっている。

さりげなーく友達を探している人のフリをして奥へ。氷水Get!
飲み干すとだいぶ楽になる。調子に乗ってWineもちょっとだけ頂いてしまったが、あんまりにもやりすぎなので半分で失礼して客席へ戻る。

いよいよ後半開演。

前半は殆ど見逃したけど、まだ後半分あるさ、、、アンコールもあるだろうし、と気を取り直して、まずはBerliozのKing Lear。これは楽章とかにわかれてなくて曲1曲なのだが、かなり威風堂々的な感じでカッコイイ。

また矢崎さんの指揮がたまらない。ロマンチックなところでは満面の笑みで蝶のように舞うように指揮するし、迫力ある場面では、飛び跳ね、時にコミカルに動きつつ、細い体つきなのに、なんだかオーラを放っていた。綺麗な鳥がダンスしている感じ?
なんか「いい意味で」ハチドリみたい、、、って思っちゃった、矢崎さん、すみません。

バンコクフィルもなんかみんな頑張っていたし。

一番前の席だと、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスとかしか見えないんだけど、でも指揮者が目の前にいて、指揮者が息を吸い込む音まで全部聞こえるってのもまたオツなも。

次はSibeliusの交響曲第7番!と思いきや、、、第4楽章まであるはずの曲が第1楽章でみんな拍手喝采。みんな、まだ早いよ!と思ったら、矢崎さんがコンマスと握手して出て行くじゃないの。

あれあれあれ〜????

拍手は続き、また出てきたのだが、それぞれのパートを立たせて挨拶して、また引っ込んじゃった。

しばらくして、今度は王族がお花を贈呈するとかいう儀式になり(なんともタイらしい)、花束が贈呈されて、完全に矢崎さんも引っ込んでしまい、え〜、アンコールは???と思ったところ、コンマスが指揮台にたった。

これはもしや、、、と思ったら、やはり国王万歳の歌であった(タイの映画館で必ず上映前にかかるのと同じ)。

全員起立して後ろを向くと、王族らしき人が2階席から起立してこちらを見下ろしている。目が悪いので良く見えないけど、まさか国王じゃあないとは思うが、結構ランクの高い王族っぽいかんじ。で、この国王万歳の歌が終わると、一気にVIPが出て行く。

VIPが外に出終わるまでオーケストラも全員起立。で、完全に外に出るまでは客は外に出られない。そして今日の演奏はこれにておしまいらしい。。。

なんか、本当に文字通り「王室へ捧げるコンサート」なのね。まあ、クラシックたるもの、王侯貴族に喜ばれてナンボで発展してきたものだし、こういう使われ方はある意味正しいのかもしれないねぇ、と思いつつ、来ていた人たちはみんなVIPっぽいかんじで、ベンツがガンガン止まってて、帰りもまた地下鉄と電車を乗り継いで帰る人はほんとーにぱらぱらとしか居ないのでした。

若干不完全燃焼(←完全に自業自得だが)だけど、最前列の久々クラシックコンサート、満喫満喫!



| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 02:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

フルーツのベストシーズン到来!

  11月から続いてきた乾季もそろそろ終わり。5月から10月までは雨季になる。その境目は「暑気」。常夏のここバンコクが1年で最も暑い時期で、酷 いときには40℃を越える。日中は毎日天然サウナのような状況で、年中暑いとはいえ、さすがにバテるのだけれど、こんな時期の楽しみは美味しいフルーツ。

11〜2月の「冬」(日本の初夏くらい)は、とっても過ごしやすいけれど、フルーツはオフシーズン。バナナとパイナップル、スイカ、パパイヤといった、通年食べられるものくらいしかなくなってしまう。こうした通年OKなフルーツもやっぱり甘みが少なく水っぽい。

これが、4月以降数ヶ月の間、殆ど全てのフルーツが旬の時期を迎えるのだ。屋台で売っているカットフルーツは10センチ×20センチくらいのビニール袋にいっぱいのフルーツを入れてもらっても10バーツ(30円ちょっと)で食べられる。

日 本で1つ400〜500円するというマンゴスチンも1キロ買ってももっと安く買えるし、ランブータンやマンゴーなどのフルーツも美味しい。マンゴーは、最 近ハウス栽培がされているのか、デパートや高級レストランでは通年食べられるようになっているけれど、やっぱりこの痛いまでの太陽光を浴びて自然の力であ まーくなったマンゴーの美味しさには替えがたい。

熟 したマンゴーを使ったデザート、「カオニャオマムアン」(カオニャオ=もち米、マムアン=マンゴー)はこの時期必食の一品。もち米をココナツミルクで炊い て、完熟マンゴーを横につけ、ココナツソースをうえからかけるのだ。甘さのなかにほんのりすっぱさが漂うマンゴーと、甘いもち米のコンビネーションが不思 議と絶妙にマッチする。カロリーが気になる人は、デザートではなくお昼がわりにしてみては?甘いもち米のお菓子という意味では、ちょっとおはぎに似た感覚 かもしれない。

こうした完熟フルーツには飽きた人には、熟れる前のフルーツもオススメ。例えば、青いマンゴー。硬くて酸味が強いのだけれど、ちょっと暑さに疲れて さっぱりしたい気分にはぴったりマッチする。これから徐々に、突然のスコールが降る雨季に入ってくるけれど、そんな雨にあったときは、雨宿りしながらトロ ピカルフルーツを堪能するのもおすすめ。

屋台のカットフルーツは衛生が心配という方は、マンゴーデザートの専門店等もあるし、割高になるけれどデパートなどでカットフルーツを売っているので試してみては?デパートのカットフルーツも心配という場合は、自分で買ってむいて食べるのも楽しいかも。


画像右上:フルーツ屋台、私もお世話になっています
画像左:フルーツを売り歩く人
画像右下:熟したマンゴーを使ったデザート、カオニャオマムアン


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| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 21:56 | comments(0) | - | pookmark |

バンコクの「今」が堪能できるソイ・ランナム

 な んと1万平方メートルの売り場面積を誇るという巨大免税店が登場して俄かに注目を集め始めたバンコクきってのローカルストリート「ソイ・ランナム」。空港 出発前の慌しい中じゃなくてゆっくりじっくり免税ショッピングを楽しみたい!という方は訪れる機会もあるかもしれないけど、そんなときはちょっとこのロー カルストリートでタイの別の一面を覗いてみては?

タ イは評判が真二つに分かれている(悪評のほうが多いかもしれない)。新空港も「ここはショッピングコンプレックスか?」と見紛うほど、高級ブランド品がど どーんと中央の一番いいスペースを占めていて、水の1本や缶ジュースの1つさえ買うのに苦労する有様なのだけど、その新空港の免税店を一手に引き受けてい る「Kings Power Duty Free」が新しく巨大免税店を高架鉄道BTSの「戦勝記念塔」(Victory Monument)駅近くのソイ・ランナム(ソイは小道の意味)に数ヶ月前オープンした。

ちょっ とバブルの終わり頃の気配が漂う最近のバンコクに相応しい、「そこまでやるか」の贅沢な作りの免税店。広大な庭に噴水、巨大なガラスドームは、「免税店に 必要ある機能なのか」というとよく分からない。でもそこらのバンコクのデパートに比べても遜色ないブランドテナントの数、空港まで持っていってくれる気軽 さ、デパートと空港での面倒な免税手続きなどを思うと、何かお目当てのブランド品がある人には便利な存在かもしれない。

ど れくらい集客できているのかは、在住者の私達はあまり入る機会がないので(入館にはパスポートなどを持って手続きする必要があり、高級ブランドなどは空港 での引渡しとなる)ちょっと定かではないけれど、日本の大手旅行者の団体ツアーなどには大抵ここへの立ち寄りが盛り込まれているようだし、ある程度の集客 は見込めるのかも。この敷地内には今年中頃には4つ星クラスのホテルNovotel King Powerもオープンするそうだし、もっと便利になっていくかもしれない。

さ て、こんなゴージャスなタイの世界を楽しんだら、ちょっとはバンコクの下町っぽい雰囲気に触れてみるのもいいかも! というのも、このソイ・ランナム、こ のキングパワーができるまえから、タイ東北地方「イサーン」の郷土料理のお店が集結し、昼夜問わず色々な屋台が出て賑わう、地元っ子に愛される通りとして 有名だったのだ。どちらかというと、そんなローカルで下町な雰囲気の中に突如不釣合いなガラスのドームが登場したような感じかもしれない。

昼は付近のオフィス従業員を狙ったクイッティアオ(タイヌードル)やお惣菜とごはんのお店が軒を連ね、夜になるとチムチュム(イサーン風鍋)やガイ ヤーン(鳥の炭火焼)などが目立ってくる。屋台はちょっと抵抗がある人にも、日本語メニューもあるイサーン料理の代表格「ティダ・イサーン」や、珍しい南 部料理が食べられる「マリカ」など、食堂(といっても屋台に毛がはえたような程度だけど)もある。

キングパワーでお買い物して、こんなローカル・ソウル・フードもトライすれば、この数百メートルの小道で、バンコクの「今」を思いっきり効率よく楽しめるかも?!

画像右上:ソイ・ランナムの入り口は戦勝記念塔(ビクトリーモニュメント、タイ語はアヌサワリーチャイ)からすぐ。
画像左上:去年オープンした駅前の小さなショッピングセンターへ、改札口から直結している。入るとする、免税店の案内コーナーが眼に入る。このショッピングセンター1階出口脇からは、徒歩5分ほどの免税店までのトゥクトゥク送迎サービス(金色っぽい黄色の車体)もある。
画像中:免税店入り口。
画像左下:この通りにはちょっと不釣合いなガラスのドーム。免税店中央にそびえる。
画像右下:南部料理も食べられるお店、マリカの前の通り。お店の目の前に出ているのは別の屋台のお店のテーブル。屋台のお店は昼と夜で別の店に入れ替わることが多い。

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| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 21:58 | comments(0) | - | pookmark |

タイ人大フィーバーの歴史大作映画「King Naresuan」

 1月中旬、満を持して公開された、歴史超大作「King Naresuan」。私の周りのタイ人もこぞって見に行っている。このKing Naresuwanは、首都バンコクから北へ1時間ちょっといったアユタヤ遺跡の「アユタヤ王朝」時代(1351年〜1767年)のタイをビルマ(現ミャ ンマー)の支配から取り戻し、アユタヤ王朝繁栄の礎を築いた、タイ人に絶大な人気を誇る歴史上の人物。いまや世界的にも有名な、キックボクシングスタイル のタイの武術「ムエタイ」も、このナレスワン王の特技だったとか。

このナレスワン王を題材にした映画、シリントーン王女の72歳の誕生日を記念して製作されたとか。タイでは、日本で言う60歳の還暦のように、72 歳を長寿としてお祝いするならわしがあるのだけど、この映画もそのひとつか。今年はプミポン国王の80歳のお誕生日年というほうが注目されているけど、や はり72歳はおめでたいことらしい。

さ てさて、この映画。一瞬、ハリウッド映画かと見紛うほどの迫力あるシーンや当時の時代をイメージできる映像の数々を映す宣伝だけみていても、制作費がタイ 映画史上最高の7億バーツ(25億円弱)なのは、まあ、そうだろうなぁ、と思える(その金のかけ方といったら、ちょっと「Last Samurai」を彷彿とさせるかんじ)。3時間の大作ときいていたので、タイ語の映画を英語字幕そんなに長くみたら疲れるだろうなぁと思い、躊躇して、 先に見てきた同僚に「どうだった?」と聞くと、「知ってた?あれって三部作なのよ!私知らなくて…。2時間たってもナレスワン王がまだ若いからおかしい なぁと思っていたら、途中で終わっちゃった!」とのこと。

聞けば、第二部は今月中、第三部も今年中には封切られるとか。全部で10時間近く? やはり見るのはちょっと疲れそう。それにしても、マトリックの ように三部作の映画ってハリウッドなどでもそんなに珍しいわけじゃないけれど、全三部作の公開が一気に1年のうちに終わっちゃう辺り、のんびりしてそうで 意外にせっかち(というか待つのが嫌い)なタイ人っぽい?

第 一部は既に3億バーツ(10億円超)の興行収入だそうで、制作費の7億バーツも三作で取り返せるのかな、と思いきや、さらに仰天ニュースが。この興行収 入、全額王室に寄付されるらしい…。さらにはこの監督、王族だそうで、なんでも「王室に関係する映画は王族しか撮れない」習慣があるようで…。スタッフは 1,000人以上、タイ国軍の全面的協力を得て、セットの設営からエキストラ、戦闘シーン、はたまた主要な俳優さんまで現役の軍人さんがいるとか? 映画 完成まで3−4年費やしたそうだし、クーデター起こす陰でこんなことやってたのかとおもうと、ある意味すごいぞ陸軍。しかし、この映画、時期が時期だけ に、政変で揺れるタイの愛国心をあおるというか、なんか国策映画という感じがなくもない。

まあ、とにもかくにも、タイ産映画というと変なB級ホラーばっかりなことを考えれば、こういう国を挙げてのフィーバーも悪くないのかな。ちゃんと指 定すれば英語の字幕がついたスクリーンも選べるし、3時間は長い!という人にはファーストクラス並みの席で1,800円くらいで見られる「VIPシート」 なるものも大きな映画館には備え付けられているし、今年タイに来る方はちょっとトライしてみては?

映画「King Naresuan」の公式ページ

画像右上:公開中の映画の宣伝ポスター。
画像左上:実際に使われたらしい衣装セット。ショッピングモールに飾られている。
画像右下:アユタヤ王朝はチャオプラヤー川を臨む地で14世紀から400年以上栄えた。

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| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 22:04 | comments(0) | - | pookmark |

バンコク爆弾テロについて

 「スリやいかさま賭博に注意」という程度の「危険」とは隣り合わせでも、誰もが安全だと思ってきたバンコクで、爆弾テロ事件が年末年始にかけて起き てしまった。本当に起こるとは思っていなかったクーデターが起きた去年は、既に「これまでとは違う」バンコクだったのかもしれないけれど、それを締めくく るかのような、大晦日の夕暮れの同時爆弾テロ。ビジネスや観光で年間相当数の日本人が訪れている身近なバンコクだけに、誰もが耳を疑い、そして他人事じゃ ない思いを胸にしたのでは。今回は、爆弾テロに見舞われたバンコクの年末年始を過ごした個人としての当日のレポートを。

大晦日の午後3時頃、私は家から歩いて数百メートルのところにあるセントラルワールドプラザに買い物に出かけた。このセントラルワールドプラザは、 一番奥に伊勢丹、手前にオシャレなデパートZEN、真ん中に複合テナント施設が入った超大型ショッピングモール。一昨年末にオープンした巨大デパートサイ アムパラゴンとしのぎを削る大型モールなのだけれど、丁度、長らく休んでいたZENが12月に新装開店するとあってこのセントラルワールドプラザが一番バ ンコクで元気という感じだった。ZENの目の前には「アジアで一番大きいクリスマスツリー」と銘打った、高架鉄道の高さに届きそうな大きなツリーが飾ら れ、ショッピングゾーンを歩道橋でつないだ道への新しい出口もできて盛り上がりを見せていた。

ZENの角に到着すると、丁度警察が40−50名整列し、その隊のリーダーらしき人物が全員に訓示を述べていた。このセントラルワールドプラザ前 は、毎年カウントダウンイベントが最も盛り上がる場所だけあって、警備を強化しているのかもしれない。前の日にはフセイン元大統領も処刑されたし、世界の どこでテロが起きてもおかしくないし、ちょっと注意したほうがいいかもしれないな、なんて思いながらそんな光景を尻目に道を進むと、既にデパートの前の6 車線の道路は3車線が通行止めになっており、カウントダウンイベント用のステージ前には今から一番前の席に陣取ろうと並んでいるタイ人が30−40名見ら れた。

新しくなったZENと随分新しい店舗が入って新鮮になった間の複合テナントエリアを覗き、ウィンドーショッピング。向かい側のゲイソーンプラザも見 てみようと思い、歩道橋を渡って行く。ゲイソーンでの買い物を終えてまた戻り、伊勢丹で大晦日の食材を買って、歩いて自宅へ戻ったのが午後5時半ごろ。既 にワールドプラザ前の6車線ばかりか、その先に続く我が家の面する小路がある前の大通りも全面的に通行止めになっており、ちょっと嬉しくなって普段は渋滞 で数珠繋ぎになっている車線の中央をわざと通って家に帰った。

冷蔵庫に食材をつめていると、家の電話がなり、職場の同僚が、「バンコクのあちこちで爆弾が爆発したか、爆発の予告が入っているという情報がニュー スで流れている。セントラルワールドも対象みたいだから、絶対に家から出ないように」ということ。調べると、確かに午後6時ごろ、6箇所でほぼ同時に爆弾 が爆発し、死傷者が出ている模様。カウントダウンイベントには顔を出さずに家でおとなしく年越しそばでも食べていようということに。ニュースを見ると、ど うやらバンコク各地のカウントダウンイベントは軒並み中止になったらしい。

そ して午前0時。恒例の花火が打ちあがって新年を祝ったそのとき、夕方とおったまさにその辺りで爆弾が2発爆発したということ。1箇所はゲイソーンプラザ 横。もう1箇所はそこからまっすぐ直進した先。通常、カウントダウンイベントは午前0時に最も盛り上がりを見せるのだけど、その頃にはセントラルワールド プラザ前の6車線はびっちり人で埋まる。その一番手前側の端がゲイソーンプラザあたりの、まさに爆弾が爆発した辺り。一番奥側の端がもう1つの爆弾が爆発 した場所の少し手前だから、もし予定通りカウントダウンイベントが決行されていたら、隙間なく詰まった群集が前も後ろも退路を絶たれ大パニックになってこ とは想像に難くない。それも、噂では私がお昼に通った、ゲイソーンとワールドプラザをつなぐ歩道橋の下と、ゲイソーンの少し奥のホテルの辺りにも爆弾が仕 掛けられていたというから、もしそれも爆発していたら、群集の両端と中央がやられ、爆弾による直接の死者だけじゃなくてきっと将棋倒しになったり踏みつけ られたりして亡くなる人も相当数あったのでは。

午後6時の1回目の爆弾騒ぎでカウントダウンが中止になることを見越した脅しだったのかもしれないけれど、それにしても空恐ろしい話だ。何箇所も同 時に爆発させている辺り、また午後6時に一度やっているのに、二度目を警戒中の場所でまんまと爆発させた辺りなど、相当の組織力と実行力を感じさせる。未 だ誰がやったのかはわかっていないけれど、クーデター政権内の仲間割れによる、軍か警察の一派の仕業という噂や、旧政権支持派の仕業、または南部の分離独 立派のテロという可能性、この大体3つのどれかだろうという一般の見方。恐らく南部の分離独立はではなく、現政権の仲間割れか旧政権支持派のどちらかでは ないかという見方が大勢を占めている。

もしそうだとすると、何の罪もない市民を巻き添えにしたソフトターゲットを狙った悪質なテロを、現在の、もしくは過去の政府関係者が引き起こしたと いう、信じがたい話になってしまう。それでも、例えば風俗事業者がカネを積んで陸軍を動かし、所有権の引渡しがうまく進まないビル建設予定地の店舗を力ず くで追い出して、ブルトーザーで破壊するといった信じがたい事件なども過去数年の間に起きているし、一部の思惑のために軍や警察の一部が動いて今回のテロ を起こしたといわれても、特段不思議な感じはしないところが困ったところだ。

クーデター以降、「アジアの優等生」といわれてきたタイがなんだか揺れている。当初期待が寄せられていた軍事政権の支持率は低下する一方だし、政権 掌握後に打ち出した諸々の政策もどれも評判が悪い。観光と外国投資で成長してきたタイだけに、新政権が行っている資本規制や今回のテロなどは本当にじわじ わとタイの首を絞めることになっているのでは。注意したくても注意のしようがないので、いつも通りの生活を送っているけれど、デパートでゴミ箱の前を通る たびにびくびくした気分を味わうのは本当に嫌な気分。一日も早く、賑やかでエネルギー溢れるバンコクに戻って欲しいもの。

とはいえ、タイ人はたくましく、友人に聞けば「テロが起きてすぐに一番酷かった戦勝記念塔の現場を野次馬しにいったの!ゴミ箱で爆弾が爆発しただけ で、別に回りはどうってことなかったわよ。マイペンライ(問題ない)」とのこと(その現場では数人亡くなっているのだが…)。デパートも町も警官の数がい つもより沢山いるけれどいつもの8割程度の人出はあるし、またタイらしくしなやかにたくましく、復活してくれるよう願うばかり。そのためにも、タイ人の精 神的支柱であり、今年12月で80歳のお誕生日を迎えるプミポン国王がいつまでも元気でいてほしいものだ。


画像右上:2004年の年越しイベントの際の様子。今回もこうなるはずだったのだが。。。
画像左上:爆弾が爆発したゲイソーンプラザ。この90度手前の側面辺りだったらしい。上段画像の図の右側手前あたりにこのデパートがある。

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| 01 バンコク徒然(今日のちょっとしたできごと) | 22:05 | comments(0) | - | pookmark |

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